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立川みらい

シングルママ・シングルパパに届けたいひとり親へのエール

子育てに奮闘する
シングルママ・シングルパパへ、
ひとり親とその家庭を支援・応援する
人々からのメッセージ。

立川みらいのシングルママ&パパおしゃべり会の様子

寄り添ってもらった人が、また次の誰かに寄り添っていく。
長い間受け継がれてきた、人の温かさが息づく居場所。

Yell 46

立川市のひとり親家庭福祉会「立川みらい」

立川市のひとり親家庭福祉会「立川みらい」は、会長 篠原輝美(しのはら てるみ)さんが代表を務める当事者団体です。ひとり親家庭の親子に向けた生活支援をはじめ、食品やクリスマスプレゼントの寄付の受付、「シングルママ&パパおしゃべり会」などの交流イベントを実施し、地域に根差した幅広い支援活動を行っています。

Q1

「立川みらい」はどのような会ですか?

1959年、戦後の戦争未亡人の会として「立川市母子寡婦福祉協議会 立川マザーズ」が生まれました。その後、2014年の法改正により、父子家庭も支援の対象になったことから、2017年に『子供たちや親の未来が光輝くように』という想いを込めて「立川市ひとり親家庭福祉会 立川みらい」へと改称をしました。
様々な事情でひとり親として歩んでいるお母さんやお父さん、そして、1人でお子さんを育てあげた寡婦の方たちのための会です。
長い年月の中では、活動を続けることが難しい時期もありました。それでもみんなで支え合い、信頼関係を築きながら、今日まで活動を続けることができました。
あと4年程で70周年になります。

洋服や日用品を参加者に提供する活動の様子

Q2

普段はどのような活動をしていますか?

英語に親しむプログラムの様子

まずは毎月第3土曜日に『シングルママ&パパおしゃべり会』を実施しています。
子育て支援・保健センターのお部屋で、お父さんやお母さんだけで参加される方もいれば、お子さんと一緒に参加する方もいます。最近は、男性の参加も増えてきました。お子さん向けには、同時開催で、ひとり親家庭を対象とした無料の「英語に親しむプログラム」も実施しています。英語圏出身の外国人の方がボランティアで指導してくれます。
7月・8月はお休みですが、9月から再開する予定です。

Q3

年間の行事はどのような活動がありますか?

年間行事として、大きなイベントの一つが、ご家族で参加できる『夏のお泊り会』です。
藤野芸術の家で1泊2日の宿泊体験を行い、川遊びやBBQ、懇談会、工芸体験などを楽しみます。最近では50名程が参加して、親子での参加はもちろん、お母さんやお父さんだけでも参加できます。お1人で参加する方は、小さなお子さんと一緒に参加する方のサポートをしていただくなど、参加者同士が繋がりをもって楽しんでいただける場になっています。
また、子ども達に寄り添いつながる音の輪プロジェクトとしてひとり親の子供たちの体験格差の解消のため、立川市女性総合センター・アイムホールでファミリーコンサートも開催しています。0歳から100歳くらいの高齢者まで、障がいがあってもなくてもどなたでも参加できます。小さなお子さんが声を出したり、歩き回ったりしても、温かく見守りながら楽しめるコンサートです。
その他にも、BBQ親睦交流会、立川市子ども未来センターの「さんさんガーデン」、クリスマス会など、大人も子どもも楽しめる会員同士の繋がりと交流の場を作っています。
この日の「シングルママ&パパおしゃべり会」では、洋服や日用品などを持ち寄って、無料で参加者に提供していました。

持ち寄られた衣類を整理する様子

Q4

どのような相談ができますか?

ひとり親の活動支援、食糧支援から、ピアサポートカウンセリングなどのメンタルケア、学習支援などを行っています。
親子関係や職場の人間関係での悩みを聞いたり、必要に応じて相談場所をご紹介する道案内も可能です。中には、ネット上で調べるのが苦手な方もいますので、適切な情報が入手できるようにお手伝いしています。
ひとり親家庭では様々な困りごとが突然起こることがあります。私自身の経験やこれまでの活動を通じて知りえた情報を活かしながら、LINEのグループで繋がり、みんなで助け合って解決していきます。
例えば、「事故に遭い子どもを迎えに行けない」「救急搬送されて子どもが家に残されている」など、行政の窓口が対応できない時間帯に突然起きる困りごとにも会員同士で支え合っています。

Q5

活動を続けてきて、その想いは?

参加者と話す立川みらい会長の篠原さん
立川みらい会長の篠原輝美さん

「立川みらい」に入会される方もいれば、卒業される方もいて、入れ替わりはあります。でも、この「立川みらい」の居場所は、ひとり親の方にとって、少し特殊な場所なのかもしれません。
インターネットが発達し、今ではAIにも簡単に相談できる時代になりました。それでも、困った時に声を掛け合える人の温かさが感じられる居場所が残っていくこと。それが私の願いです。
困った時、苦しい時に寄り添ってもらった人がまた次の誰かに寄り添っていく。「立川みらい」では、そんな想いが受け継がれてきました。
1人で泣かなくていい、泣くなら一緒に泣こう。
1人で泣くと悲しい、だったら2人で泣こう。「私も一緒に泣くよ」って。
一緒に泣くし、一緒に怒るし、一緒に笑う。
このような場所が誰にでも必要です。
「1人で苦しまなくていい」
「助け合える場所」
この先もずっと立川で続いていくといいなと思っています。

2026.7.17 up

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