ページの先頭です

ページ内を移動するためのリンク
本文(c)へ

仕事も子育ても前向きに取り組むシングルママのゆかりさんに話を聞きました。

シングルママ・シングルパパに届けたいひとり親へのエール

子育てに奮闘する
シングルママ・シングルパパへ、
ひとり親とその家庭を支援・応援する
人々からのメッセージ。

子供は親を見て育つから自分が幸せにならないと、
子供は幸せにできないと思っています。
ぜひ前向きに人生の選択をしましょう!

Yell 09

ゆかりさん

10歳の長女、7歳の長男を育てるシングルママのゆかりさん。離婚をきっかけにご自身の夢だったネイリストの仕事をはじめ、仕事も子育ても前向きに取り組んでいます。

Q1

ひとり親家庭になった経緯を
教えていただけますか?

下の子の出産直前に、元旦那の浮気が発覚。疑いは晴れないままでしたが、里帰り出産だったこともあり、とにかくあっという間に日々が過ぎました。相手の女性に連絡をしたり、元旦那からの謝罪もありましたが、数か月後に離婚をすることになりました。それでも、近所の義理の両親や妹さんとは縁が続いており、子供たちを預かっていただいたりすることもあります。元旦那との面会交流も、子供が会いたいときには会えるようにしています。

Q2

金銭面や育児など、
暮らしでの困りごとはありませんでしたか?

離婚後、実の両親も「いつでも帰ってきていいよ」と言ってくれたのですが、ネイリストの仕事をしたいと思っていた私は、都内の環境から離れることは考えられなかったんです。そこで、ネイリストの資格のための通信講座に通うために、事務のパートをしながら、日々の生活費を節約し、養育費や月々の生活費、児童扶養手当等を少しずつ貯金をしようと決めました。知り合いのシングルママさんの中には離婚当初、母子生活支援施設を利用しているお母さんもいましたね。手当や施設など、ひとり親に対してのいろいろな支援があることは離婚後に初めて知りました。また、基本的には保育園や義理の実家にお願いしていましたが、民間のベビーシッターも利用したことがあります。

Q3

今までで1番大変だったことは?
それにどのように乗り越えましたか?

昨年から今にかけて、新型コロナウイルス感染症が拡大し、人に頼りにくい環境になってしまったことが大変でしたね。これまでは義理の実家に子供を預かってもらっていたのですが、妹さんに赤ちゃんが産まれたこともあり、あまり頼らないようにしようと頑張っていました。それでも、仕事で出張が入ってしまうこともあって、キャンセルもできませんので、そのときは実家の母に3回ほど来てもらいました。また、外出自粛期間中には、一人で子育て・仕事の手が回らなくなり、結果、1か月半くらい子供達を実家で預かってもらいました。「受け入れ態勢はできてるから大丈夫!」と母に言ってもらえたことはとても嬉しかったですね。

Q4

ひとり親になってから、
何かポジティブな変化はありましたか?

今までは、料理を作るにしても、洗濯するにしても旦那と子供の分をしなければいけなかったけど、旦那という大きい子供がいなくなることで家事負担は少し減ったかな(笑)。それと、誰かに頼れない分、「自分がどうありたいか、自分や子供がどうしたら幸せになるんだろう」ということをたくさん考えられました。結果、私の場合は「ネイリストになりたい」という夢をしっかり描くことができ、資格取得に向けた貯金なども行っていくことができました。自分の人生を子供や旦那のせいにせず、前向きに進めたことはよかったなと思います。

Q5

ひとり親の方やひとり親になる方への
メッセージやアドバイスを教えてください

離婚には色々な理由があると思いますが、自分で「離婚する」と決めた瞬間から新しいことが動き出すと感じています。もちろん、離婚しないからダメということではありません。でも、「今の旦那以上良い人と会えないのではないか」「自分一人でやっていけるだろうか」とネガティブに考えると、別れられないループに陥ることも。自分が幸せにならないと、子供は幸せにできないと思っています。子供って親を見て育ちますよね。だから、ぜひ前向きに人生の選択をしましょう!

Q6

頑張っている
シングルママ・シングルパパに
エールを一言!

自分のために今を生きよう♡ ゆかり(40) ネイリスト

2021.02.012 up

ページトップへ戻る