
正直、子育ては大変ですよね。
でも、大変だけど楽しい、それが醍醐味だと思えるようサポートを致します。
お子さんとの関わり方でお悩みの方、ぜひ私たちの活動にいらしてください。
代表理事 峯岸 由美子さん
遊心は、生活につながる身近な自然の中で子どもと家族のしなやかに生きる力を引き出し、自然や人を愛しいと思う心豊かな人材を育てる法人です
「生活に密着した身近な自然」を「五感」を通して気づき、何気ない日常での幸せと喜びを感じるプログラムを展開しています。
Q1
どんな支援をされていますか?
企画に参加してくださる方は主に、一番育児ストレスのかかる0~3歳児のお子さんを持つ親御さんが多いのですが、 特にひとり親の方だと電車に乗って遠くまで出かけるのってすごく大変だと思うんです。 そこで、木に抱き着いたり、太陽の光を感じたり、落ち葉と戯れたりできるそんなサービスを都市部の公園や街なか、お家のベランダなどといった、 身近な場所で提供することで、もっと気軽に親御さんが遊びに出かけることができるようお手伝いをしています。 このサービスはアメリカのシアリングネイチャーという五感を使った教育プログラムを日常に寄り添った形にアレンジし、 子どもたちは木や草花、生き物に触れることで自然遊びができ、親御さんはその姿を見て、子どもの成長を体感してもらうこができます。 また、コロナ渦では、オンラインで画面上に皆さんをお呼びして、ベランダで菜園を作るという企画を行いました。 親御さんたちはお外遊びでの安全面を気にされているので、どうリスクを減らせるのかという講習も開催しています。 親御さんの遊びに出かけるハードルを低くして、親子の会話が続くようなそんなサポートをしています。 「一緒に遊ぶ時間、出かける時間をとってあげていない…」とストレスを溜めている方是非遊びにいらしてください。
Q2
どのような相談を受けることが多いですか?
こどもの発達がこれでいいのか、他の子と比べて成長が遅いのではないか、子供の遊ばせ方や叱り方、関わり方がわからないなどの相談をよく受けます。 親御さん自身が感じていなくても子供との関係性が難しい方もたくさんいるので、具体的な支援が必要な方は、自治体の子ども家庭支援センターや子育て支援課におつなぎしています。 ひとりで抱え込んでしまうと辛くなってしまうので、とにかく私たちの活動にきてくださいと言っています。 メールやお電話でのご相談も受け付けています。獣医さんや保育士など色々な専門職のスタッフがいるので、私に相談しづらかったら他のスタッフに相談してくださいね。

Q3
もっと知ってほしい支援はありますか?
私自身シングルマザーで、経済的な支援を受けていたのでぜひ活用してほしいなと思います。児童手当、児童扶養手当、児童育成手当、受験生チャレンジ支援貸付事業、高等学校等奨学のための給付金制度、小学校の時は給食費が無料でした。都営交通無料乗車券、水道料金半額など、様々な支援を受けました。情報を手に入れていない方が多いのかなと思っています。支援を受けるために臆さず自治体に行ってほしいです。悩み事を相談というよりは、情報をもらいに行くことをオススメします。
Q4
支援の受け方や相談をしたいと思っている人への
アドバイスをお願いします。
正直、子育ては大変じゃないですか。一人でしたら、なおさらだと思うので是非私たちの活動に来てください。大変だけど楽しいと思えるように、それが醍醐味と思えるように、サポートいたします!自分の客観視の仕方だとか子どもの声がけの仕方とか、ちょっとしたコツもお伝えできたらなと思います。 よく「睡眠もとれず、ひとりで仕事や家事、育児をこなすことがストレスで全部投げ出したくなるんです。そんな自分も嫌で余計にストレスを抱えてしまいます」とおっしゃる方がいるのですが、環境を変えて外に出ていくことで発散してください。同じ境遇の方とお話しすると「あら、私もそうですよ!」なんて声もたくさん聞こえてきます。太陽が暖かいな、風が気持ちいいなと、周りの状況を感じられるのは気晴らしになります。解決にはならなくてもピークを乗り越えるきっかけになって、一週間後たいしたことなかったじゃないとなればそれでいいんです。そういった意味で外に出るとういうのはとても有効だと思っています。

Q5
頑張っている
シングルママ・シングルパパに
エールを一言!

2021.10.25 up