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Vol.29:社会福祉法人 大洋社

シングルママ・シングルパパに届けたいひとり親へのエール

子育てに奮闘する
シングルママ・シングルパパへ、
ひとり親とその家庭を支援・応援する
人々からのメッセージ。

生活や子育てに困ったら、
母子生活支援施設やショートステイなどを
ぜひ活用してみてください。
住まい丸ごとサポートします。

Yell 29

Vol.29:社会福祉法人 大洋社
常務理事:斎藤弘美さん

私たちの法人は、大正時代から、子供と母親が親子で生活していくためのお手伝いを行ってきました。現在は、母子家庭だけではなく、父子家庭、両親家庭、里親家庭の方たちの子育て応援をするための地域支援も行っています。

Q1

どんな支援をされていますか?

都内で、母子生活支援施設、子育て短期支援(ショートステイ、トワイライトステイ、休日デイ、ファミリーサポートセンター、一時預かり保育)、保育園の運営といった母子生活支援を行っています。
その他にも、地域公益活動として、食支援(フードパントリー)や、学習や居場所支援などを行っています。
私たちは、特に母子生活支援施設の存在が、母子家庭を支える社会的役割として重要だと考えています。

母子生活支援施設は、1947年制定の児童福祉法に定められた、子供と母親が一緒に生活することができる施設です。ただ単に住まいを提供するだけでなく、母子家庭の経済的自立や生活の向上をサポートしています。具体的には、家庭の状況に応じた生活支援、子育て支援(乳幼児保育、児童保育など)、就労支援、心理支援などです。また、子供や親子で楽しめる様々なイベント企画なども行い、親子ともに過ごしやすい環境づくりを心掛けています。

Q2

東京都に母子生活支援施設が数ある中で、大洋社様にはどのような特徴がございますか?

都内には33箇所の母子生活支援施設があり、どの施設も様々な取組を行っています。
私たちの法人の施設では、乳幼児・子供・母親それぞれに担当がおり、一人ひとりに寄り添った支援を行っています。その他にも心理担当がおり、子どもやお母さんの話を伺い、家族の悩みに沿った自立のお手伝いをしています。
また、施設内では、夏祭りやハロウィン、Xmas、誕生会やヨガなどの様々なイベントを行っています。
さらには、施設を退所した後も利用できるアフターケアとして、月二回の食支援(フードパントリー)や、子供・若者・母親への支援プログラム(学習支援、居場所支援、進学・就労支援、相談)に力を入れています。特にフードパントリーでは、令和3年度から地域の子供食堂へも食材を配給させていただいており、地域のひとり親家庭の方の応援をしています。

Q3

もっと知ってほしい支援はありますか?

ひとり親家庭の方の中には、仕事や入院などの時に、お子さんを預けるところを探される方が多くいらっしゃると思います。
母子生活支援施設の中には、そういった時に利用できる「子育て短期支援事業」を行っている施設もあります。
私たちの法人の子育て短期支援事業では、保護者の方の仕事や入院などにより、一時的に支援が必要となった地域の子育て家庭向けた「ショートステイ(宿泊型)」「トワイライトステイ(通所)」の他に、地域独自の事業として、「休日デイ(日曜・祭日)」も行っています。
これらの事業は、母子家庭だけではなく、父子家庭、両親家庭、里親家庭の方も利用できます。希望する方には、地域独自に食支援などを行ない、子育て家庭が孤立しないように相談支援も行っています。

Q4

支援の受け方や相談をしたいと思っている人へのアドバイスをお願いします。

母子生活支援施設の支援を知りたい方や利用を希望する方は、一度地域の区市町村担当窓口へご相談ください。自分が住む地域行政の窓口を知りたい方は、シングルママ・シングルパパくらし応援ナビTOKYOの「支援一覧」→「家事・生活」→「母子生活支援施設への入所」→「お問い合わせ先はこちら」をご参照ください。

Q5

頑張っている
シングルママ・シングルパパに
エールを一言!

Vol.29:社会福祉法人 大洋社 常務理事:斎藤弘美さん

2022.9.30 up

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