
一人じゃない。周りを沢山頼って生きて行きましょう!
大変なこともありますが、可愛い息子がいてくれている
今の人生の方が幸せです。
R・Sさん
仕事が忙しくても息子さんとの時間をとても大切にしているR・Sさん。
周り人を頼りながら、無理せず明るくポジティブに育児に励んでいます。
Q1
ひとり親家庭になった経緯を教えていただけますか?
結婚する前から、少しお互いの考え方に違いを感じることがありました。結婚してからは相手の実家での慣れない同居生活に疲れてしまい、育児ノイローゼのような感じで、常に体調を崩してしまっていたため、息子を産んで半年後に別居することにしました。
二人で今後について色々と話し合いましたが、お互いに別れた方が良いという結論になり、息子が1歳になる前に離婚することにしました。
Q2
今までで大変だと感じたことを教えてください。
また、それをどのように乗り越えましたか?
息子を一人で育てることはもちろん、初めての育児で慣れないことも多く、仕事との両立なども含めて大変なことばかりでした。
私の体調がイマイチだったことや、更に息子の夜泣きが続く日々で一人で育児を行うことが難しかったこともあり、母に頼ることを決めました。
仕事・生活面においては、息子が1歳になったタイミングで保活を始めて、無事に保育園に入れたことから、フルタイム勤務の保育士に戻ることにしました。フルタイムでかつ不規則な勤務であるため、「親が傍にいれる時間が少なく息子が可哀想…」と思うことが多々あり、また息子は幼いうちは体調も崩しがちだったので、母に同居をお願いし、育児や生活面でお世話になりました。
遅い時間の帰宅が続くことも多いので、私の代わりに迎えに行ったり、病院に連れて行ってくれたりする母に感謝しています。母のおかげで、私も仕事をすることが出来て、息子は落ち着いて過ごせています。

Q3
ひとり親になってからの自身の生活をどう感じていますか?
息子との生活は大変なことが沢山ありますが、可愛い息子がいてくれている今の人生の方が幸せに感じています。
毎日毎日、「ママおかえり!ママおつかれさま!」と仕事から帰ってきた私を出迎えてくれる息子の姿に癒されています。「今日も頑張ったから、いいこいいこしてあげるね」と、頭を撫でてくれた時には、心に染みて泣いてしまう日もあります。一日の終わりにお布団に入って「ママ大好き」って言われると、また明日から頑張ろうって思いますね。
Q4
子育てをする上で大切にしているルールを教えてください。
仕事や生活が忙しくても、必ず息子との時間を作ることです。
私と息子の場合は、寝る前にお布団に入りながら色々なお話をしてからハグをして寝るようにしています。赤ちゃんのころからずっと私の腕枕で寝ている息子。一緒にお布団に入り、「大好き」「愛してる」「宝物」とお互いに言い合い、ぎゅーっと抱きしめ合います。
また、私が仕事で疲れている時や体調が悪い時は、「寝てきてもいい?」と少し寝せてもらうなどしています。ひとり親だからこそ、頑張りすぎて倒れてしまっては元も子もないと思っているので、疲れが溜まってきたなと感じたら、倒れる前に休ませてもらうようにしています。
あとは、挨拶はもちろん、「ごめんね」「ありがとう」をちゃんと伝えられるように育てています。そしてなにより、❝
周りとは比較せず、息子らしさを大切にする
❞をモットーにしています!

Q5
ひとり親の方やひとり親になる方へのメッセージやアドバイスを教えてください
実際にひとり親になってみると、仕事と育児の両立など大変なことがたくさんありますし、色々な所で家族が仲良さそうにしている姿をみると羨ましいなと思うこともあります。
しかし、辛いことばかりではなく、それ以上に、楽しいことや幸せに感じることがたくさんあります。どのようなことがあっても物事の良い面に目を向けて、ポジティブに考えていくことが大切だと感じています。
誰かを頼ることもしつつ、自分は一人じゃないと思いながら子育てをしていきましょう!
Q6
頑張っている
シングルママ・シングルパパに
エールを一言!

2022.11.25 up