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Vol.32:社会福祉法人 同胞援護婦人連盟 母子生活支援施設

シングルママ・シングルパパに届けたいひとり親へのエール

子育てに奮闘する
シングルママ・シングルパパへ、
ひとり親とその家庭を支援・応援する
人々からのメッセージ。

母子生活支援施設は、みんなの実家でありたい。
子どもさんとお母さんの応援団として支えていきます。

Yell 32

社会福祉法人 同胞援護婦人連盟 母子生活支援施設
施設長 横井義広さん

母子生活支援施設は、若いお母さんやひとりで出産しなければならない困難がある方、外国籍の方や暴力被害を受けている方、ひとり親で生活に困っている方などが子供と一緒に暮らしながらサポートを受けられる場所です。

Q1

どんな支援をされていますか?

母子生活支援施設では、子育てに不安を持つお母さんからの相談に乗っています。また、ミルクの飲ませ方から離乳食の作り方なども一緒に取り組むことが出来ます。お掃除やお料理が得意でないお母さんには、スタッフがお手伝いします。さらに、小学生・中学生・高校生には宿題や勉強を教えたり、進路についても一緒に考えたりします。その他にも、離婚調停や裁判を考えているお母さんには、弁護士や法テラス等の紹介が可能ですし、お仕事を探している場合には、ハローワークや職場に一緒に行き、一人ひとりに合った仕事探しのサポートができます。また、病児・病後児の保育も実施しており、仕事中に子供が急な発熱や病気等になった際には、お預かりすることもできます。

また当法人では、無料塾を運営していて、退所後も引き続き学習支援を行っています。この塾から多くの子供たちが高校・専門学校・大学に進学しています。さらには、妊娠中で生活にお困りの方に住まいの提供と産前・産後のお手伝いを行っております。

Q2

どのような相談を受けることが多いですか?

乳幼児の成長・発達や年齢に合ったしつけの相談が多いです。子供が少し大きくなると、ゲームの使い方や携帯電話の使い方などの相談が多くなります。またお母さん自身が中卒や高校中退などの場合、再度高校進学や高卒資格の取得の相談などもあります。一方、子供達からは、学校の友人のことや勉強のことなどの相談が多いです。

Q3

母子生活支援施設について知っておいてもらいたいことはありますか?

母子生活支援施設については、ネット上に様々な情報がありますが、必ずしも正しい情報でないことがあります。たとえば、施設生活は制約が多いと考えられている方が多いように感じますが、安全などの確認をした上で携帯電話の使用は出来ます。また、以前は母子寮と呼ばれていて、当時は共同のお風呂やトイレでしたが、今は家族ごとのお部屋でマンションのような作りになっているところが多いです。

Q4

支援の受け方や相談をしたいと思っている人へのアドバイスをお願いします。

母子生活支援施設の見学や入所の相談窓口は、区市町村の福祉事務所の母子・父子自立支援員が窓口になっています。母子生活支援施設を必要とされている場合は、母子・父子自立支援員が同行して見学をします。母と子の希望と、施設のサービスが合った時には契約になり入所になります。
詳細は窓口で説明ができますので、まずは福祉事務所に連絡してみてください。

Q5

頑張っている
シングルママ・シングルパパに
エールを一言!

Vol.32:社会福祉法人 同胞援護婦人連盟 母子生活支援施設施設長 横井義広さん

2023.1.31 up

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