
周りと息子の存在のおかげで強くなれました。
子どもを信じて楽しく笑って過ごそう!
T・Kさん
どんな時も息子さんとのコミュニケーションを大切しながら前向きに子育てをしているT・Kさん。
仕事も子育ても、困難に負けず明るく元気に向き合っている姿が印象的でした。
Q1
ひとり親家庭になった経緯を教えていただけますか?
私は国際結婚で海外で生活していたのですが、子供を妊娠してから夫からのDVが始まり、命の危険を感じたため、
子供が生まれてすぐに別居し、その一年後に離婚しました。
それから日本に帰国し、児童扶養手当などひとり親家庭が利用できる制度をを活用しながらの生活がスタートしました。
Q2
今までで1番大変だと感じたことを教えてください。
また、それをどのように乗り越えましたか?
ずっと海外に住んでいたため、帰国してから生活が落ち着くまでの期間が大変だったかなと思います。まずは児童扶養手当を申請し、親と一緒に暮らして育児のサポートをしてもらいつつ仕事探しをしました。
また、仕事が決まって実際に働き始めた後も資格取得にも励んでいたので、多くの時間を勉強に充てていました。
そのような毎日はとても大変でしたが、それでも子供との時間はとても重要だと思っていたので、休みの日は全て息子との時間としていつも全力で楽しみながら過ごしました。子育てを楽しむ、子供と過ごす時間を楽しむといったことができたからこそ、大変なことも乗り切ることができたのだと思います。
ただ今振り返ると、ゆっくりしたいと思うこともなく休みなく日々を送っていた自分が凄いなとは思います(笑)

Q3
ひとり親になってからの自身の生活をどう感じていますか?
シングルになるのはとても大変なことでしたが、息子を産んで子育てをする中で、それまでに抱いたことのない全く新しい愛情が芽生え、それまでとは違う世界が広がったと感じています。また、気力、体力ともにパワーアップしました。それはやはり、息子の存在が本当に大切だったからだと思います。
また、DVから逃げた時に友人や家族に安全な生活環境を与えてもらったことなどをはじめとして、多くの人に迷惑をかけながらも支えられたこともあり、今度は支えてくれた人たちに恩返ししたいという思いが強くあります。大切に子供を育て、立派に育て上げた時には、息子が成長した姿を動画で撮ってみんなに送りたいと思っています。

Q4
子育てをする上で大切にしているルールを教えてください。
一番大切にしていることは、子供と全力で向き合い、その子の性格を理解することです。
私の向き合い方としては、小さい頃は毎日ハグをすることから始まり、学校へ行くようになってからは、朝も学校から帰ってきた後も必ずコミュニケーションを取るようにしています。いつもと様子が違う時は、「何かあったかな」と考えて必ず声をかけて話を聞きます。
向き合うこと以外にも、「自分がされて嫌な事は自分も子供にしない」「子供に対して嘘をつかない」、この2つを大切にして子育てをしています。

Q5
頑張っている
シングルママ・シングルパパに
エールを一言!

2023.03.06 up