「ひとり親家庭等在宅就業推進事業」に参加して、
在宅で働くスキルを習得しませんか?
ひとり親家庭等在宅就業推進事業
Q1
事業で行うことを教えてください。

「ひとり親家庭等在宅就業推進事業」は、約10か月のプログラム期間中に在宅ワークのスキル習得を目指す支援事業です。プログラムの受講生には毎月のオンライン面談やメンターによる支援により、ご自身のキャリア計画の作成や、どれくらいの収入を得たいのか等、具体的な目標を設定して、実際に在宅ワークに挑戦していただきます。現在本業として別の仕事をしている方でも参加可能です。
プログラムでは、スキルアップのヒントになる動画視聴やセミナー受講を通してご自身の「稼ぐ力」を高める「学びの支援」と、定期的に開催するワークシェアや交流会を通じ受講生同士で悩みを共感したり情報交換をすることによりプログラム参加へのモチベーションを高める「心の支援」を行います。
具体的な在宅ワークの内容は、主に自宅環境でパソコン等を使ったデータ入力やライティングなどです。目標として設定した収入額が得られるように、コーディネーターやキャリアカウンセラーが受講生一人ひとりを丁寧にサポートしています。
Q2
どんなことを目標にしているプログラムですか
在宅ワークに必要な知識とスキルを修得し、プログラム修了後もスキルアップしながらご自身の力で継続して在宅ワークで稼ぐ力を高めていただくことを目標としています。将来的には独立や起業も視野に、さらなる活躍の幅を広げていけると良いですね。
Q3
どのような受講生がいますか。

事業の対象者は、都内在住のひとり親及び寡婦の方です。自宅にインターネット環境とパソコンがあり、在宅ワークによって収入を得ようという意欲があることが応募要件となります。令和5年度は、4月の参加申込後、面談と選考を経て、現在も32名の受講生がプログラムに取り組んでいます。
受講生の多くは在宅ワークの経験がなく、パソコンスキルも様々です。ここでは受講生のうち、お2人の方をご紹介しましょう:
<受講中のAさん> 在宅ワーク未経験で、パソコンに触ることすら久しぶりでした。それでもキャリアカウンセラーやコーディネーターからアドバイスを受けながら、スキルの棚卸をすることで自分に向いている仕事が少しずつ見えてきたと言います。慣れないパソコン操作に戸惑いながらも、いくつかの仕事に応募しているうちに、ライティング業務で初めて在宅ワークとしての報酬を得ることができました。やりきった達成感により少しずつ自信がついてきたようで、次の仕事にもチャレンジしています。
<受講中のBさん> 元々パソコンが得意で、チラシやパンフレットを制作した経験もあるほど。プログラム参加後、早い段階から順調に仕事を獲得してきました。しかし、日中は本業があるため、在宅ワークにかけられる時間が限られます。帰宅後子どもを寝かせた後に夜遅くまでパソコン作業をする日が続き、体調を崩してしまうことも。そのため、キャリアカウンセラーと相談して、本業や子育てとも両立できる無理のないスケジューリングを心がけながら、今では自分のペースで在宅ワークに取り組んでいます。
Q4
プログラムに参加したい、在宅ワークを始めたい人へのメッセージをお願いします。

在宅ワークは場所や時間の融通が利くため、育児や介護などライフスタイルに合わせた柔軟な働き方を実現するための有効な手段と言えます。現在本業として別の仕事をされている方でも、本業とは別の収入源があることが生活や心のゆとりになるかもしれませんし、将来子どもの教育費にも役立つかもしれません。
また、何より在宅ワークを通じて、働き方や自分のキャリアを見つめるきっかけになります。収入を得るためだけでなく、仕事を通じて自分らしさを表現していくひとつの手段としてどのような働き方が合っているか、どのような仕事がしたいか考えてみませんか。
プログラムに参加してみたい、在宅ワークを始めてみたいという方は、東京都福祉局のホームページをご確認ください。
※プログラムへの参加申込は、原則として年度当初に行い、プログラム開始後に受講生の枠が空いた場合は、随時募集を行います。
Q5
頑張っている
シングルママ・シングルパパに
エールを一言!

2024.3.1 up